夢日記

魔女と暮らす少年が居た。少年は魔女に作られたのだった。少年はとても幸せだったので、魔女にお礼をしようとして、魔女が大好きなポテトパイを焼いて贈ろうと思った。パイを作っていると小鳥やヤギたちが来て問いかけた。「何を作っているの?」「ポテトパイだよ」「なんのために?」「僕を作ってくれたお礼に魔女に贈りものしようと思って」動物たちは口々に「それはだめ!」「だめだよ!だめだよ!」「絶対贈っちゃだめ!」少年は聞いた。「どうして?」長老のフクロウが答えた。「お前の体はじゃがいもの魔法でできているんだ。魔女の魔法とはすなわち呪い。じゃがいものパイを魔女に贈るということは、呪いを魔女に返すということになる。呪いを返された魔女がただで済むわけがない」少年は二度とポテトパイを作らないと心に決めました。