消えた少年たち(下)(オーソン・スコット・カード)

うーんと。。。。
うん。面白かった。読み応えあった。ことの顛末も予想通りだった。
なのに、なんだろう、この不安な感じは。。。
あれが似てる。貫井徳郎の「慟哭」
子供の連続殺人と宗教というモチーフが同じなだけなので、物語が似てるというよりも、わたしが連続殺人に抱く感慨が、そのへんな感覚の原因だと思います。
どんなに正しく生きて、どんなに良い子に育てても、そんな風に逝ってしまうんだったら、命っていったいなんなんだろう。
わかった。この感覚は、、、、、子供が殺された、というニュースをみたときいつも感じる感覚だ。
とてもとても悲しい。
無力。。。そう、無力感。
神様も救ってくれない。
そんな物語でした。